【流れにのったら、委ねてみる】
　　　　　継続961日目

知っていたら生きやすくなること

人は「意志」ではなく

「無意識の前提」で動いている

これは精神分析・認知科学・神経科学の

共通認識です。

私たちは

「やろうと思えばできる」

「気合いが足りないだけ」

「前向きに考えれば変われる」

と思いがちですが、

実際の行動の大半は

無意識が先に決めています。

有名な研究では、

脳は「自分が決断した」と

自覚する数百ミリ秒前に、

すでに行動を決めていることが

確認されています

（リベットの実験）。

つまり——

動けないのは、

怠けているからでも

弱いからでもなく、

「無意識の前提が、ブレーキを踏んでいるだけ」

なんです。

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これを知っていると、何が変わるか

① 自分を責めなくなる

「またできなかった…」は

「私には理由があったんだ」

に変わります。

責めるエネルギーが減ると、

脳は“安全”だと判断して、

少しずつ動けるようになります。

② 他人にも優しくなれる

人の言動を

「性格が悪い」ではなく

「その人の前提がそうさせている」と

見られるようになります。

人間関係の摩擦が、驚くほど減ります。

③ 変え方を間違えなくなる

意志 → 行動 → 変化

ではなく、

前提 → 感情 → 行動 → 結果

ここを変えればいい、と分かる。

だから

「頑張る」より

「前提に気づいて緩める」方が、

ずっと軽やかで、

確実なんです。

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ひとことで言うと

「うまくいかないのは、あなたのせいじゃない」

これは慰めではなく、

科学的にも、臨床的にも、

事実に近い言葉です。

のりぴーが大切にしている

「軽やかに」という感覚は、

まさにこの理解の上に成り立っています。